セイブシシバナヘビの鱗の比較


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セイブシシバナヘビの3品種の鱗をマクロレンズで撮影して比較してみました。
マクロレンズの扱いが下手なのでちょっとブレてますが・・・(ノ∀`)アチャー

↑の画像はLemon Ghost Supercondaです。が、これは見栄え重視でPhotoshopでゴリゴリ弄った写真になります。さすがにここまで金色ではありませんw

アークティックアナコンダ/Arctic Anaconda


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アークティックアナコンダ(Arctic Anaconda)の鱗になります。まだ通常のAnacondaを所有していない為Arcticの効果が鱗の白い部分なのか、それともJMG Axanthicなので茶色の部分なのかよく解ってないです。

Axanthicなので表現型としては黄色みの消失で、ノーマル遺伝子に対して不完全優性なのでヘテロ接合体では不完全ながら黄色みが消失する(ホモでは完全に消失する)筈です。よって白くなる(白化/リューシスティック)訳ではないなぁ、と。

ならばこの鱗の白さはどちらかと言うとAnacondaの表現型なのか?とかまだよく解っていないです。
近々Anaconda het Axanthicが来るので、そのうちに比較出来ると思います。

レモンゴーストスーパーコンダ/Lemon Ghost Superconda


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レモンゴーストスーパーコンダ(Lemon Ghost Superconda)の鱗です。下記してあるSuper CondaLemon Ghostを加えたものになります。Lemon Ghostハイポメラニスティック(*** Hypomelanistic***)の一種で「黒色素の抑制」が主な形質ですが、レモンと冠されているように黄色がより特徴的になります。

ちょっとSupercondaの画像が荒い&暗いので比較対象としてはSupercondaに分が悪いのですが、明らかに違うのが見て解ると思います。

マクロ撮影せずに普通にぼんやり何も考えずに見ると、Supercondaに比べるとなんか綺麗だなーという印象があります。
これは「輝いて見える」という印象だと言えます。

さてでは「何故輝いて見えるのか」をマクロ撮影した画像で比較すると、Supercondaに比べてLemon Ghost Supercondaは鱗の外側の色がより薄い、又は薄い面積が覆い事が見て取れます。恐らく濃い部分の濃さは同じ位でしょう。薄く見えるのは撮影環境のライティングの問題だと思います。この色の薄い面積が広い事で、綺麗で輝いているような印象になるのだと思います。

これはまさに「黒色素の抑制」というハイポメラニスティックの形質ではないでしょうか。

またこれはSuperconda側の個体差かもしれませんが、Supercondaにある側面上部の色の濃いストライプのような部分がLemon Ghostにはありません。もしかしたらこのストライプのような色の濃い部分を、ハイポが消し去っているのかもしれません。

スーパーコンダ/Superconda


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スーパーコンダ(Supercond)の鱗です。Supercondaはまともにマクロで撮れなかったです...orz

ちょっと本稿での扱いが可愛そうな事になっているSupercondaさんですが、普通に良いシシバナヘビです。
写真が無かったのは撮影環境の問題でして(´・ω・`)ショボーン

Supercondaは他のモルフが入っていない場合、かなり鱗の色の濃さが均一な気がします。これは非常に癖が少ないという事なので、↑のLemon Ghostとのコンボを始めコンボモルフの土台として非常に優秀なんだろうなーという感触があります(感触って言っても自分ではまだ繁殖させてないけど)。

Superconda単体でも僕は非常に好きですが、やはりここに何か加えたいと思うのは人情ではないでしょうか(笑)