2018年総括
爬虫類の飼育自体は約10年程続けていたものの、2017年から初めて繁殖を視野に入れて種親を集めていました。
2018年の結果は散々でしたが、多くの間違いを知れたので良かったです。
2018年はレオパ、クレス、ガーゴなどヤモリに留まらずカベカナヘビ、バロンコダマヘビ、ボールパイソン、コーンスネーク、ソロモングランドボア、セイブシシバナヘビなど「Geckoholic」という屋号は何だったのか?というくらい手を広げました。
2018年お迎え
- ヒョウモントカゲモドキ
- Blood&ClownG
- サイクスエメリン
- アフガンタンジェリン
- カメリアーナカベカナヘビ
- ペア
- バロンコダマヘビ
- オス
- アダルト♀
- ガーゴイルゲッコー
- イエローマーブル♂
- レッドマーブル♂(オスに化けた)
- マーブル♀
- クレステッドゲッコー
- リリーホワイト♀
- ダーク&クリームハーレクイン♂
- フレイムダルメシアン♀
- フレイムダルメシアンレッドスポット♂
- ハーレクイン♂
- レッドハーレクイン♂
- アブロニア
- 6ネックスケール・ペア
- セイブシシバナヘビ
- アークティックアナコンダ♂
- アークティックホモアナコンダ♀
- アザンティック♀
- アナコンダヘテロアザンティック♂
- レモンゴーストホモアナコンダ♀
- ホモアナコンダ50%ヘテロアルビノ♀
- ワイルド♂
- エクストリームレッドアルビノアダルト♂
- ボールパイソン
- ゴーストピューター♀
- コーンスネーク
- リバースオケッティ
- ソロモングランドボア
- ワイルドアダルト♀(持ち腹)
- コリドラス
- スーパーシュワルツィワイルド3匹
繁殖
ヒョウモントカゲモドキ
2018年は大失敗。
色々と原因は考えられますが、ヒョウモントカゲモドキに関してはクールインキュベーターとカップの空気穴が原因の模様。
インキュベーターに入れたカップの空気穴が多過ぎ&大き過ぎたかな、と。
その為インキュベーター内の湿度が高い高くなり過ぎて駄目な感じがしました。
2019年はカップの空気穴を爪楊枝で小さく、数は少なく。
またインキュベーターには除湿剤を入れようと思っています。
むしろインキュベーターはちょっとお蔵入りかも…?
少しだけ使う感じになるかもです。
変に凝ったりすると失敗するんだなぁ、とかちょっと思いました。
クレステッドゲッコー
クレステッドゲッコーに関してはインキュベーターを使わなかったら100%ハッチ。
しかしメス親が若かったのか、致死遺伝があったのか…1~2ヶ月でベビー全滅。
取り敢えず今回の組み合わせはNGにします。
業について
F3未満はブリーダーを名乗るなとか業を取るなとか、色々な意見がある事を知りました。
ブリーダーという肩書きに強い思い入れがある場合はそういう主張になるのもわかりみが深いなーと思います(自分にとってのプログラマがそうです)。
ただし爬虫類は50匹以上は二種以上が必要になるので、ある程度種親を絞らないと(繁殖しなくても)50匹なんてすぐに行くので難しいなーとも思う次第です。
また業無い人が業持ってる人に代理で販売して貰ってたりするのをTwitterで目の当たりにして複雑な気持ちになりました。数万円と一年という時間があれば資格は取れるけど、賃貸の問題とかあるので中々…という人が多いのかな?(このケースはそもそもあかんが)。
この辺は取り締まり厳しくし過ぎると、捨てられたりしてしまいそうなので法の限界なのかなぁとか思います。
モラルについて
2018年はTwitter爬虫類界隈では「モラル」という言葉が多く話題になった年でした。
個人的にはこのモラル、道徳という言葉は好ましくないと思っています。何故ならモラルはルールや法と違って明文化されておらず、また罰則がないためです。
モラルは人によって線引きが異なり、「おらがモラル」を各人がぶつけ合っても何も解決しないのだろうな、という所感です。
エキゾチックアニマルの育種に関しては農協の様な規制をする組織がない為、せめて今モラルと叫ばれているいくつかの暗黙のルールの明文化を推し進める必要性を感じました。
野中郁次郎の知識創造企業でいう所の暗黙知を形式知に引き上げる行為です。
特にこの界隈は所謂IT化というものがあまりされていない分野である為、情報や知識知見智恵が口伝されている様に見受けられました。
つまり新参は学びたくても独学で学ぶ事が難しく、グルを見つけられないと界隈の暗黙のルールに沿うことがしたくとも出来ないと言えます。
もしかしたら過去にはこれが質の悪いホモサピへの参入障壁となっていたのかもしれませんが、現代は数万円と一年という時間があれば誰でも第1種取り扱い業を取ってブリーダーとして毎月の様にあるイベントに出店出来る時代です。
口伝されてきた様な情報を誰でも参照出来るようにしないと、益々混沌が深くなるのでは?と思いました。
breeder.io
1100~1800pv/dayになりました。
月間だと4~5万pvです。
数字よりもこのサイトを通じてやりたい事がガラっと変わった事が、自分の中で大きかったかな?と思います。
当初はブリーダーのhubという、ある意味プログラマがすぐに考えつきやりたがるサービスを考えていました。
いわゆるプラットフォームサービスですね。
ですが現在はあまりその辺は考えなくなってきました。
先に触れた混沌を整備する事に注力したいし、その必要性の方が高いと考えた為です。
僕自身がグルでは無いので調べながらですが、情報の整理整頓を急務と捉えています。
血統図に関しては、別サービスとして切り出すかもしれません(未定)。
収益に関しては約一年で月間4000円くらいの黒字となりました。
ありがたい事に本業で稼がせて頂いているので、後30年ほどこの執筆業を続ければ年金崩壊しても年金代わりになるかな?と思っています。
界隈では嫌儲の風潮が強く「マネー」と蔑まれる事が多いですが、真っ当な記事やサービスでお金を稼ぐことは尊いと考えています。
仕事
育種とは関係無いですが個人的な仕事の総括を。
2018年10月に5年ほど自営していたフリーランスを廃業して社員に変態しました。
丸2年契約していた会社にそのままjoinしました。
仕事は基本的にはRailsで、たまにAndroidとiOSをポチポチと。
2019年はGolangをやろうかな、と思っています。
大体この辺の戦国時代は終わった感があるので…
2019年
今年は兎に角、殖やして活かすを目標にしたいと思います。
特にヒョウモントカゲモドキ、クレステッドゲッコーは去年散々だったので…
またアブロニアとソロモングランドボアは持ち腹からなんとかCHをとりたいところです。
またアブロニアは長期飼育に努めたいと考えています。
2019年は繁殖が上手く行けば、初めてイベントへの出店が視野に入ってくるので頑張りたいところです。