クレステッドゲッコー

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Photo By iori@geckoholic 2018-04-10

クレステッドゲッコー(Correlophus cilliatus)は樹上性ヤモリの中では多く流通し親しまれています。
従来はRhacodactylus属に分類されていましたが、分類を細分化するためにCorrelophus属に移されました。

名称

名称
学名 Correlophus cilliatus
英名 New Caledonian crested gecko
和名 オウカンミカドヤモリ

分布

ニューカレドニアの固有種であり、1994年に発見されるまでは絶滅したと考えられていました。
ニューカレドニア本島南部、パイン島および周辺の島々に生息します。

特徴

全長について

20cm前後

頭部について

頭部はクレストが発達し、和名の「王冠(オウカン)」をかぶったような形状。

尾について

尾は先端裏側に指先と同じ、細かい鱗の束がある。
自切してしまうと玉状の物が出るだけで、元の長い尾にはならない。尾の形状は繁殖には影響ない。

指について

指と指の間に水掻き上の膜がある。
後肢の太腿部分にも余った皮膚があるのは、おそらくよくジャンプをするため。

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Photo By iori@geckoholic 2018-04-10

寿命について

約15年

モルフ一覧

2018/04/10現在、以下のモルフ一覧は未完成です。

  • クリームシクル
  • ピンストライプ
  • ファイア
  • ダルメシアン
  • ハーレクイン
  • パターンレス

再発見から流通まで

ある意味「爆発的」に殖やされた種で、繁殖の容易さもありますが当時のマニアの熱意が凄かった様です。

ある種「爆発的」に殖やされた仲間である。もちろんこれらは彼らの繁殖が比較的容易だったこともあるが、なにより当時のマニアの熱意の問題であろう。なにしろ現在最もポピュラーであるオウカンミカドヤモリが海外のマニアおよび研究者によって殖やされだしたのは、90年代の中頃である。国内への初入荷も同じ時期だったように思うが、驚くなかれツギオミカド120万円.オウカンミカド60万円という高額なものだった。彼らが普及したのはここ10年くらいの話なのである

出典: 新板 可愛いヤモリと暮す本 - 2010 - 富永明 - P52

飼育

ケージ

ケージの一辺は全長の2~3倍が望ましい。
幅30x奥行き30x縦45のケージが適切。

多くの爬虫類同様に上から何かされるのを嫌うので、水槽等に蓋をするのではなく爬虫類様の前開きのケージが望ましい。
扉はスライド式よりは観音開きの方が適している。

レイアウト

樹上性ヤモリなので立体活動できるように、流木やコルクバーク、木の枝などでレイアウトするのが良い。
登れる場所がないとガラス面に頭を下にして張り付くが、これが長期間続くとフロッピーテールという「尾曲り」「腰曲がり」を引き起こす原因となる。

床材

保湿力のあるヤシガラや腐葉土も良いが、喉につまらせる例が知られている。

基本的にヤシガラ等の床材を誤飲してしまうのは餌を食べる時なので、ヤシガラ等を使用する時はコオロギ等はそのケージ内では与えない方が良い。
後述するクレステッドゲッコーフードだと問題ない。

ケージ内でコオロギ等を放ちたい場合はキッチンペーパーやペットシーツを使用するのが望ましい。

温度

25℃から32℃.
大抵の場合は遠赤外線ヒーターを壁面に貼ることで問題ない(室内の温度に依る)。

湿度

乾燥は好まないが蒸れに弱い。
容器から水を飲まない事が多いので、毎晩ケージ全体に霧吹きするのが望ましい。

照明

基本的には不要。

餌について

基本的には専用の人工飼料で飼養可能であり、これが本種を爆発的な人気が出た一つの特徴である。

本種は雑食傾向が強く、人工フードが登場する前は栄養バランスを取るのが難しかったが、水で溶くだけのフードで飼育出来るようになった。

昆虫食向けのクレスフード、より昆虫食であるガーゴイルゲッコー向けのガーゴイルフード、より果実食であるジャイアントゲッコー向けのジャイアントフードなどがある。
クレステッドゲッコーにはクレスフードを使用すること。