セイブシシバナヘビにはボールパイソンやヒョウモントカゲモドキほど多くはないにしろ、爬虫類全体の中では多彩な単一遺伝する遺伝子があります。 潜性(劣性)遺伝/顕性(優性)遺伝/共顕性(共優性)遺伝がそれぞれ複数モルフあり、コンボモルフも多く存在します。
これは飼養者にとっては多彩な見た目のモルフを選ぶ楽しみが、育種家にとっては繁殖の組み合わせを考え思い通りのコンボモルフが生まれた際の喜びがあります。 以下はセイブシシバナヘビにおいて現在確認されている基本モルフとコンボモルフの一覧にはなります。
遺伝の法則について
潜性(劣性)遺伝、顕性(優性)遺伝、共顕性(共優性)遺伝について知りたい方は、繁殖によるヒョウモントカゲモドキの遺伝を理解するための遺伝学の初歩をご覧ください。 例にしているモルフはヒョウモントカゲモドキのものですが、恐らく問題なく読めると思います。
ベーシックモルフ/潜性(劣性)遺伝(Recessive)
潜性(劣性)遺伝は遺伝子座に同じ遺伝子が2つ揃い(ホモ接合)、初めてその形質が表現型として現れます。 遺伝子が一つだけの状態(ヘテロ接合)では形質が表現されません。
アルビノ/(T-)Albino
このアルビノ(Albino)は最初に発見されたアルビノで、セイブシシバナヘビの中では唯一のT-アルビノになります.このアルビノは最初に発見された事もあり、他のアルビノとは違いユニークな名前が付いていません。単にアルビノと表記されている場合はこの(T-)アルビノを指します。
セイブシシバナヘビの中で最も一般的なアルビノになり、また体色の個体差も最も大きいモルフです。
エクストリームレッドと呼ばれるものからペールイエローと呼ばれる色まで様々です。
このアルビノは多分、あなたのセイブシシバナヘビ・コレクションに最初に追加すべきモルフです
出典: Morphs / Classic T- Albino - extremehogs.com
T+/-アルビノについて
アルビノにはT+アルビノとT-アルビノの2種類があります。T-はチロシナーゼネガティブと読み、T+はチロシナーゼポジティブと読みます.
+と-なのでそれぞれプラスマイナスと読みたくなりますが、ポジティブとネガティブが正しい読み方です。
それぞれの違いはチロシナーゼを全く生成出来ないか、多少生成出来るか?となります。 チロシナーゼとはメラニン色素の元になる物質で、チロシナーゼが生成出来ないとメラニンも生成されず透明になります。アルビノの目が赤く見えるのは目の細胞に色が無く透明であり、血管が透けて見えて結果的に赤く見える為です。
T-アルビノはチロシナーゼが全く生成出来ず、目が赤く白い体色となります。
T+アルビノはチロシナーゼが多少は生成する事が出来るため、体色が通常より薄くなったような見た目となります。
エクストリームレッドアルビノ/Extreme Red (T-)Albino
Photo By iori@geckoholic 2019-02-15
T-アルビノの中でも特に明るい体色に、ブロッチが濃い赤のラインモルフです。
腹を除き殆ど黒色がありません。
パープルラインアルビノ/Purple Line (T-)Albino
エクストリームレッドアルビノとは異なるT-アルビノのラインモルフです。
Purpleという名称ですが、写真を幾つか見る限り紫色には見えませんでした。
個体差や写真の写りの差かもしれませんが、ブロッチがエクストリームレッドより濃い赤の個体が多かったです。
ピンクパステルアルビノ/Pink Pastel (T+)Albino
パステルピンクアルビノ(Pastel Pink Albino)はT+アルビノになります。
暗い色のピグメントがピンク色に置き換えられ、柔らかい穏やかな色をしたユニークな系統になります。
ノーマルの黒い色はピンク色に置き換えられます。
幾つかの標本個体は歳を重ねるとシルバーホワイトからライトグレーの体色となり、他の個体はパープル/ピンクの色を保ちます。
また他の特徴として舌と瞳がダークパープルである事が挙げられます。
タフィーベリーアルビノ/Toffee Belly (T+)Albino
タフィーベリー(Toffee Belly)はアルビノの一種であり、T+アルビノとなります。
タフィーとはバターと共に糖蜜または砂糖を加熱して作る、アメリカで良く食べられているお菓子です。
濃いベージュのような色を指します。
腹部が濃いベージュ色、というよりも正にTOFFEE色と呼べる濃い色となります。
ラベンダーアルビノ/Lavender (T+)Albino
ラベンダーアルビノ(Lavender Albino)は名前が示すとおり、体色がラベンダーを彷彿とさせるような非常に魅力的な薄紫色になるT+アルビノにです。
ラベンダーは2005年にDavid Turcotteのコレクションの中から予期せずに孵化しました。
孵化したての頃から既に明るいラベンダー色の体色、紫の瞳孔と舌を持っていますが腹部は暗く殆ど黒色です。
またベビーが赤い色をしている場合、最初の半年で消え始め1年後には赤色は完全に消失します。
腹部の暗い色も最初の2~3年で完全に消えます。
キャラメル・アルビノ/Caramel (T+)Albino
一般にキャラメル(Caramel)という名称で流通しているモルフで、こちらはT+アルビノになります。
特徴は鮮やかな白い腹部、キャラメルのような色になります。
エヴァンスハイポ(T+アルビノ)/Evans Hypo(T+ Albino)
エヴァンスハイポ(Evans/Dutch Hypo)はアメリカのセイブシシバナヘビの先駆者であるRichard Evansによって発見されました。
下記に詳しく書いていますが、本モルフはハイポメラニスティックではなく(T+)アルビノです。決してメラニンを抑制する事に加えて赤くなるハイポではありません。
[重要] 本モルフはハイポではなく(T+)アルビノです
Richard Evansは発見当初この遺伝子をハイポメラニスティックであると発表しましたが、実際にはT+アルビノであるという事が多くの検証結果から解ってきています。本来であればハイポ/ハイポメラニスティックと表記すべきではありませんが、残念ながらこのモルフに対してHypoという名称は非常に広く認知されていた為、Hypoの前にEvansが追加されました。
しかしながらEvansを付けず、単にハイポ/ハイポメラニスティックと表記されている事も多いです。
この様な経緯から単に「ハイポ」「ハイポメラニスティック」と表記されているモルフはEvans Hypoであり、それはハイポではなくT+アルビノである可能性が高いです。現在セイブシシバナヘビのモルフでハイポメラニスティックであるとされているのはレモンハイポ,スモークハイポ,ウォーターメロン(グリーンハイポ)ですがこれらを単にハイポとだけ表記する可能性は低いでしょう。
アルビノとのコンボモルフではなくハイポ表記だけで赤い個体は恐らくEvans Hypo(T+ Albino)です。
ただし上述したようにこれはRichard Evansが間違えてそのまま長い間流通してしまった結果であり、販売しているショップに悪意がある訳ではない事は注意して下さい(販売者が勝手にインヴォイスを変更出来ないという理由もあるかと思われます).
特徴
Evansの純粋な血統は大きなスポットと黄金色の体色をしています。
腹部はピンクと白でラベンダーのヒントが付いています。
舌と瞳孔は明るい紫色になります。
例えToffee Bellyと類似点があっても、Evans HypoはToffeeと比較するとコントラストが低くより明るい色で、遺伝的に一致しません。
Dutch Hypoについて
またDutch Hypoと表記されるモルフがありますが、Dutch Hypoは検証によってEvansと同じ遺伝子である事が確認されています。
Originally mislabeled hypomelanistic these Tpos albinos can look quite impressive with a little red color added. Sometimes referred to as Dutch hypo due to breeders trying to "re-package" this trait. It has been proven through breeding to be one in the same.
出展: http://extremehogs.com/Morphs.htmlEvans/Dutch Hypo
A hypo melanistic recessive gene which removes the dark pigments from the colouration.
出展: http://www.gmreptiles.co.uk/hognoses.htm
アザンティック/Axanthic
アザンティック(Axanthic)は「黄色いもの」という意味の単語xanthicに否定を意味する接頭語a
を加えた、黄色ではないという意味になります。
名前の意味する通り、アザンはセイブシシバナヘビに対して黄色い色素を抑制します。
見た目は白と黒のモノトーンになります。
この遺伝子はSnowやGhost、Toxicなどのコンボモルフに無くてはならないものです。
アネリとの違い
ヘビの種類によって白黒のモルフはアザンティック又はアネリ/アネリスティクス(anery/anerytristic)と呼ばれます。
アザンが黄色い色素を抑制するのに対して、アネリは赤とオレンジの色素を抑制するという違いがあります。
ヘビの種類によって持っている色素が違う為、見た目は同じでもモノトーンを実現するために何色を抑制するのか?が異なります。これがアネリとアザンの違いとなります。
リューシスティック/Leucistic
リューシスティック(Leucistic)は白化という、多くの動物に見られる遺伝子です。
アルビノと混同されやすいですがアルビノがチロシナーゼを抑制すること、つまり色を失う・消すような効果によって結果的に白くなるのに対し、白化は「白色」を選択し白色を増やす遺伝子となります。
アルビノと最も違う見た目は、アルビノは色素がないため虹彩等の目の各組織にも色がつかずに透明となります。その結果、血管が透けて見える為に目が赤くなるのに対して、リューシ単体ではは色素を失う訳ではないので目が赤くならない事です。
ピスタチオ/Pistachio
ピスタチオ(Pistachio)は明るい色の、恐らくはハイポの一種です.
ピスタチオの腹部は黒がなくラベンダー色になります。
スモークハイポ/Smoke Hypo
現在のところ、このモルフに関する詳細な情報はありません。
潜性(劣性)遺伝である事、ハイポメラニスティックである事、画像を見る限りスモークという名前から連想される「灰色」「紫色(紫煙)」という色は表現されていません。タフィーベリーのように腹に特徴的な色が出ているのかもしれませんが、画像・情報共に見つかりませんでした。
こちらのFacebookの投稿は埋め込みが許可されていませんでしたが、非常に綺麗なSmoke Hypoです.
ハイポについて
ハイポとはハイポメラニスティックの略になります。
黒い色素であるメラニンが表現されている状態である「メラニスティック」に、「下・低い・未満」などの意味を持つ接頭語「ハイポ」を加え黒色素胞を抑制する、という意味になります。
リューシは多く細胞の色素が「白くなる」ように働く遺伝子ですが、ハイポはあくまで「黒い色素を抑制する」ので黒以外の赤やオレンジ色の色素は抑制しません。
よってアルビノとのコンボモルフはとても印象的になります。
セーブル/Sable
セーブル(Sable)は潜性(劣性)遺伝するハイパーメラニスティック(Hypermelanistic)です。
メラニスティックとは体色を黒くする遺伝子です。ハイポは接頭語でメラニスティックの逆なので黒を抑制するという事になりますが、接頭語の付いていないメラニスティックは純粋に「黒化」という意味になります。
ヘビのモルフ名ではメラニスティック系のモルフはまとめてハイパーメラニスティックと表現することがあります。この場合はハイパーは「すごい」「とても」という意味です。
ですが写真でもわかるように、完全に真っ黒になる訳ではありません。
- TwitterでSableが抜けている事を教えて頂いた為、2018/07/24に追記しました。
ベーシックモルフ/顕性(優性)遺伝(Dominant)
顕性(優性)遺伝は遺伝子座に該当遺伝子が一つでもあれば(ヘテロ接合)、形質が表現されます。
ただし遺伝子が2つ揃っていても(ホモ接合)、形質の表現に差はありません。
レモンゴースト(レモンハイポ)/Lemon Ghost(Lemon Hypo)
海外のサイトにレモンハイポ(Lemon Hypo)についての記載がありましたが、ここ以外にレモンハイポについて記載されている情報を見つける事が出来ませんでした。
恐らくレモンゴースト(Lemon Ghost)と同一のモルフであると思われます。
JMGのJeff Galewood Jr.によって発見され、彼によって顕性(優性)遺伝であると証明されました。
体色が非常に黄色になり、ブロッチの黒部分がキャラメルブラウンになり、腹部の黒色が抑えられるようです。
ジャガー/Jaguar
ジャガー(Jaguar)はパターンに影響を与える遺伝子です。ヒョウ属のジャガーの様な不規則なパターンになります。
シャドウ/Shadow
シャドウ(Shadow)はカラーパターンのモルフになります。
背面のパターンは大きく丸いスポットから成り、これらは暗灰色~中褐色で黒い輪郭に縁取られます。
これらのスポットは背中の正中線に対して非対称に表れる事もあります。
この特徴は暗い色のアナコンダのような印象を与えます。
また頭のパターンが減少します。
腹部の色はぼんやりした境界線を持つほぼ完全な黒色から、その色を消しゴムけ消そうとしたように見えるぼやけた灰色まであります。
スパイダー/Spider
現在のところ、このモルフに関する詳細な情報はありません。
顕性(優性)遺伝であるという説明の他に、ポリジェニックであるという説明もありました。
スパイダー(Spider)とされる写真はこちらから見ることが出来ます。
ベーシックモルフ/共顕性(共優性)遺伝(Co-Dominant)
共顕性(共優性)遺伝は遺伝子座に該当遺伝子が一つだけある場合(ヘテロ接合)でも、形質が表現されます。
しかし2つ揃った状態(ホモ接合)は、より強く形質が表現されます。
爬虫類コミュニティでは共顕性(共優性)遺伝の遺伝子が2つ揃っている状態をスーパー体と呼びますが、これは遺伝子学で一般的な名称では無い事に注意して下さい。コミュニティでは通じる単語ですが、爬虫類に関係ない育種家や一般的な遺伝子学の場では通じない可能性が高いです。
アナコンダ/Anaconda
アナコンダ(Anaconda)は2004年にBrent Bumgardner'sのコレクションのピンクパステルとノーマルの組み合わせから生まれ、「オオアナコンダ」の見た目にちなんで命名されました。
特徴はパターンを少なくし、腹部は白い輪郭がある黒色になります。
少なくなったパターンは非常に個体差があります。
スーパーコンダ(スーパーアナコンダ)/Super Conda
スーパーコンダ(Super Conda)又はスーパーアナコンダは、アナコンダのホモ接合体となり前述したスーパー体となります。
このモルフは明るい茶色~ベージュ色で、完全にパターンが消失しています。
腹部はアナコンダ同様、白い輪郭のある黒色になります。
JMGアザンティック(アークティック)/JMG Axanthic(a.k.a The Arctic)
JMGアザンティック(JMG Axanthic)はThe Arcticの別名もある、JMG Reptileの作出した別系統のアザンティックです。
驚くべき事に共顕性(共優性)遺伝でホモ接合体は息を呑むほど美しいです。
スーパーJMGアザンティック(スーパーアークティック)/Super JMG Axanthic(Super Arctic)
アークティックのホモ接合体です。
Facebookを見る限りは2014年の1月27日にJMG Reptileが発表しています(Facebook埋め込み1枚目)
モカ/Mocha
モカ(Mocha)はJohn Lynchが捕らえた野生のメスの子孫です。
John Lynchはこの個体の表現が、少なくとも顕性(優性)遺伝である事を証明しました(後に共顕性(共優性)遺伝である事がわかりました)。
背面と側面のスポットが拡大し、暗褐色から緑がかった黒色に変色するという特徴があります。
体色は明るい茶色、または濃い灰色から銀色に近い灰色になります。
この形質はハイポメラニスティックだけではなくハイポエリスリズムの特徴でもあります。
なぜならモカは殆ど赤色を持たず、孵化後に黄色を示さない場合もあるからです。
- ペットショップさくらさんに教えて頂き、2018/07/24に顕性(優性)遺伝から共顕性(共優性)遺伝に移しました.
スーパーモカ/Moacha
モカも共顕性(共優性)ですのでスーパー体がありますが、画像を見つけることは出来ませんでした。
ハイポエリスリズムについて
ハイポエリスリズムとはErythrism(赤髪症,赤羽症/毛髪,鳥の羽などが異常に赤いこと)に接頭語Hypoがついた、赤い色素を抑制する形質を指します。
グリーンハイポ/Green Hypo
名前の通り緑色の強いハイポモルフになると思われますが、他のモルフと違い詳細な情報を得ることは出来ませんでした。
- ペットショップさくらさんにグリーンハイポのスーパー体がウォーターメロンと教えて頂き、2018/07/24に修正しました
ウォーターメロン/Water Melon
Water Melonはグリーンハイポのスーパー体です。
かろうじて上記の画像を発見することが出来ましたが、 現在のところこのモルフに関する詳細な情報はありません。
RBEパステル/RBE-Pastel
画像はRBE-Pastel & Anacondaのコンボモルフです。RBE-Pastelだけの画像は見つかりませんでした。
RBEパステル(RBE-Pastel)はReptiles Breeding Enterprisesが発見したモルフです。RBEは作出者のReptiles Breeding Enterprisesの頭文字です。
このモルフの特徴についての詳細は現在不明です。
- ペットショップさくらさんに教えて頂き、2018/07/24に顕性(優性)遺伝から共顕性(共優性)遺伝に移しました.
スーパーRBEパステル/Super RBE-pastel
RBEパステルのスーパー体となります。
画像は見つけることが出来ませんでした。
ベーシックモルフ/不完全顕性(優性)遺伝(Incomplete Dominant)
不完全顕性(優性)遺伝は対立遺伝子間の優劣関係が明瞭でなく、不完全な場合を言います。
爬虫類コミュニティで共顕性(共優性)遺伝とされているモルフの幾つかは、本来は不完全顕性(優性)遺伝が正しいですがコミュニティのジャーゴンに則り「不完全顕性(優性)」と明記されていない場合は共顕性(共優性)遺伝としています。
ウッドラフハイポ/Woodruff Hypo
ウッドラフハイポ(Woodruff Hypo)は2013年にI&D Reptilesによって作出されました。
画像は左からノーマル、スーパーウッドラフ、ウッドラフになります。
スーパーウッドラフハイポ/Super Woodruff Hypo
ウッドラフハイポのスーパー体です。上記の写真(真ん中の個体)を見る限りにおいては、右の個体よりもよりハイポが効いているようにみえます。
コンボモルフ
コンボモルフとは上述したベーシックモルフの形質が2つ以上表現されているモルフになります。
それぞれの遺伝形質が組み合わさる事により、体色等がより豊かに表現される場合があります。
またエピスタシスという遺伝子の相互作用によって、コンボの元になるそれぞれのモルフには無い形質が表現される可能性もあります。
アルビノアナコンダ/Albino Anaconda
アルビノアナコンダ(Albino Anaconda)は(T-)アルビノとアナコンダのコンボモルフです。
(T-)アルビノには様々な色がありますが、最も一般的なものはエクストリームレッドアルビノとオレンジアルビノです。
アルビノスーパーコンダ/Albino Superconda
アルビノスーパーコンダ(Albino Super Conda)は(T-)アルビノとスーパーコンダのコンボモルフです。
スーパーコンダによってパターンが全て消失し、アルビノによって体色が美しいオレンジや赤色になります。
ハイポアナコンダ/(Evans)Hypo Anaconda
Evans Hypoとアナコンダのコンボモルフになります。
ハイポスーパーコンダ
ハイポスーパーコンダ(Hypo Super Conda)はハイポとスーパーコンダ(アナコンダのホモ接合体)のコンボモルフです。
2013年にAndrew Fairweatherが作出しました。
画像はこちらから見ることができます。
アザンティックアナコンダ/Axanthic Anaconda
アザンティックアナコンダ(Axanthic Anaconda)はアザンとアナコンダのコンボモルフです。
画像はこちらで見ることが出来ます。
アザンティックスーパーコンダ/Axanthic Super Conda
アザンティックとスーパーコンダのコンボモルフとなります。
ゴースト/Ghost
ゴースト(Ghost)はアザンティックとエヴァンスハイポのコンボモルフとなります。
画像はこちらで見ることが出来ます。
ピンクパンサー/Pink Panther
ピンクパンサー(Pink Panther)はピンクパステルとアナコンダのコンボモルフとなります。
2010年にBrent Bumgardenerが作出しました。
ピンクヘイズ/Pink Haze
ピンクパンサー(Pink Panther)はピンクパステルとスーパーアナコンダのコンボモルフとなります。
2013年にHippie Exoticsが作出しました。
画像はこちらから見ることができます。
Recluse
モカとSpiderのコンボモルフとされています。
このコンボモルフの詳しい情報は現在ありません。
Silver Ghost
ピンクパステルとエヴァンスハイポのコンボモルフとされています。
このコンボモルフの詳しい情報は現在ありません。
Smolder
(T-)アルビノとスモークハイポのコンボモルフとされています。
このコンボモルフの詳しい情報は現在ありません。
スノー/Snow
スノー(Snow)は(T-)アルビノとアザンティックのコンボモルフです。
Sunglow
(T-)アルビノとレモのゴーストのコンボモルフとされています。
このコンボモルフの詳しい情報は現在ありません。
タフィーコンダ/Toffeeconda
タフィーベリーとアナコンダ(ヘテロ接合体)のコンボモルフです。
タフィーベリーアザンティック/Toffee Belly Axanthic
タフィーベリーとアザンティックのコンボモルフになります。
2013年にHognoses Germanyが作出しました。
Toxic
タフィーベリーとアザンティックのコンボモルフになります。
2013年にHognoses Germanyが作出しました。
Toxic Super Conda
ToxicとSuper Conda(アナコンダのホモ接合体)のコンボモルフになります。
バニラチェリー/Vanilla Cherry
RBEパステルとタフィーベリーのコンボモルフになります。
コーラル/Coral
(T-)アルビノとラベンダーのコンボモルフになります。
2012年にDavid Turcotteが作出しました。
こちらから画像を見ることができます。
フロスト/Frost
フロスト(Frost)はキャラメルとダッチハイポのコンボモルフとされています。
ですが上述したように、Dutch HypoはEvans Hypoと同一の遺伝子であることが確認されています。
Twitterで「フロストは腹部の柄が消える変異では?」と指摘して頂いたので調べた所、確かにこちらの画像でその形質を確認することが出来ました。ありがとうございます。
ウルトラキャラメル/Ultra Caramel
ウルトラキャラメル(Ultra Caramel)は(T-)アルビノとキャラメルのコンボモルフです。
トフィーグロー/Toffee Grow
トフィーグローはToffee Bellyと(T-)Albinoのコンボモルフとなります。
証明されていない変異遺伝子
以下は遺伝形態が証明されていない遺伝子になります。
詳細な情報を得ることは出来ませんでした。
- Banana
- Diablo
- Leopard
- Longhitano Pastel
- Shatter-pattern