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ソメワケササクレヤモリ

編集履歴

ソメワケササクレヤモリ(Paroedura picta)はマダガスカル南西部の固有種です。
ペットとして流通しており、比較的安価で環境適応能力が高く丈夫で繁殖も容易であり、ハンドリングも可能な事から人気の種です。

名前について

特徴 説明
学名 Paroedura picta
英名 Pictus Gecko
和名 ソメワケササクレヤモリ

ソメワケササクレヤモリは英語圏ではpanther gecko, big-headed gecko, ocelot gecko, Malagasy fat-tailed geckoと複数の名前で流通している様ですが、これらは全て同じヤモリ種です。
これら複数の名前は混乱の元となるので、現在はPictas Geckoを使う事が推奨されているようです。

分布について


マダガスカル南西部、コモロ諸島の固有種です。
コモロ諸島にはササクレヤモリ属が全て分布しています。

体色と模様について

ソメワケササクレヤモリは自然な褐色、錆色(暗い灰みの黄赤)、クリーム色の体色に黒い模様が基本的な体色となります。
これらの色は野生化では土や葉の中で迷彩色として働きます。

ベビーの時点ではアダルトと同じ模様ではなく、むしろキッチリとしたバンドを持っています。
このバンドは成熟するにつれて崩れていき、個体それぞれの模様になりアダルトの色になっていきます。

ノーマルのカラー/模様とストライプ模様はペットとして流通している中では最もよく見られるタイプです。
以下の写真はストライプ模様になります。

ストライプ模様は頭頂部から伸びる濃いクリーム色又は白色のストライプが走り、このストライプは尾の先端まで途切れない事も多いです。

身体的な特徴について

ソメワケササクレヤモリの全長は約15cmになります。
体と比較して大きい頭を持っており、これは特にオスに顕著です。
十分な餌を与えられて成長した個体は尾が厚くなりますが、ヒョウモントカゲモドキの尾ほど脂肪を蓄える事はありません。

また再生尾は元の尾とほとんど区別がつかず、通常は模様も復元されます。

潜性(劣性)遺伝モルフ

ソメワケササクレヤモリには潜性(劣性)遺伝のモルフと、選択交配によるラインがあります.
ここでは潜性(劣性)遺伝するモルフについて記載します。

ブラックアイ/Black Eye(Eclipse Eye)

白目の部分も黒くなり、眼球全体が黒くなります。

キャラメルアルビノ/Caramel Albino(Xanthic)

Caramel AlbinoT+アルビノと考えられていますが、ザンティック(xanthic)の可能性も示唆されています。
Xanthicは「黄色いもの」という意味です。

アネリ/Anery(Anerythristic)

赤い色素を減少させます。完全な白黒の場合はスノーと呼ばれる事もあります.
恐らくErythrism(赤髪症,赤羽症/毛髪,鳥の羽などが異常に赤いこと)から来ている単語です。

コンボモルフ

スノー/Snow

Anerythristic & Caramel Albino

体色に影響を与えるその他の形質

ノーマル/Normal

背面に水平バンドを持つ、一般的な茶色の体色|

アメラニスティック/Amelanistic

黒化という単語Melanisticに、否定を意味する接頭語aを付けることで黒い色素が存在しないという意味になります。

ハイポ/Hypomelanistic

黒化という単語Melanisticに、減少を意味する接頭語hypoを付けることで黒い色素が減少するという意味になります。
Amelanisticとは違い完全な黒色素の消失ではありません。

アザンティック/Axanthic

アザンティック(Axanthic)は「黄色いもの」という意味の単語xanthicに否定を意味する接頭語aを加えた、黄色ではないという意味になります。

模様に関する形質

ストライプ/Striped

脊柱に沿って頭から尾まで走るより明るい色の単一の垂直ストライプを指します

ボールドストライプ/Bold stripe

ストライプと同様の縦のストライプですが黒色で幅広く縁(ふち/Edged)がある場合があります.
これはより良いストライプの選択交配の結果であり、新しい遺伝子ではありません。

トリプルストライプ/Triple striped

単一の中央のストライプの両側に明るい色のストライプがあるものを指します。