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ヒョウモントカゲモドキの孵化温度


編集履歴

ヒョウモントカゲモドキは孵化温度によって性別、孵化までの期間が変わります。

性別の決定はよくTSDと言われますが、これはTemperature-dependent Sex-Determinationの略で日本語だと温度依存性決定と言います。
ヒョウモントカゲモドキだけではなく、クレステッドゲッコーなどもTSDが確認されています(無論性決定の温度は異なる).

逆に蛇についてはTSDが確認された種は、今の所いないと言われています。

TSDによって性別をコントロール出来る事は繁殖計画にとって非常に有利に働きます。

孵化温度と性別

日本語の情報ですと【繁殖】卵の管理方法の検討 #2 孵卵温度 - LAZURITEが非常に良くまとまっています。

よって本節では結論だけを引用させていただきますので、より詳しくはLAZURITE様の上記記事を参照して下さい。

過去の研究やこの研究によって、(TSDに依る産み分けをしないのであれば、厳密な温度管理は不要で)24〜35℃の温度あればヒョウモントカゲモドキは孵卵可能で、♀を狙うなら(孵化率を考慮すれば34、35℃より)28℃が良く、♂を狙うなら31、32℃が良い。また、♂♀を均等に狙うなら30.5℃が良い事になる。

【繁殖】卵の管理方法の検討 #2 孵卵温度 - LAZURITE / http://okcegdrapoel.blog.fc2.com/blog-entry-19.html

孵化温度と孵化までの期間

ヒョウモントカゲモドキは孵化温度によって性別が決定する事は前述しましたが、温度によって孵化までの期間も変わります。

これも既知の事実であるが)本研究でも孵卵の期間が温度とは負の相関関係にあり、26℃では平均して72.2日(標準偏差=4.256)、32.5℃では35.9日(標準偏差=1.761)と述べている。
なお、孵卵温度の違いによる成長の割合は一定の比例関係にあると思われていたが、34℃からその関係にない(34℃以降は寧ろ成長率が悪化、孵化日数が伸びる)事を示し、ヒョウモントカゲモドキの孵卵可能な上限温度を35℃としている。

【繁殖】卵の管理方法の検討 #2 孵卵温度 - LAZURITE / http://okcegdrapoel.blog.fc2.com/blog-entry-19.html

一定の正比例との事なので、26℃で72日,23.5℃で35.9℃から逆算すると以下のように考えられます。

温度 予測孵化日数 備考
26℃ 72.0日 標準偏差=4.256
27℃ 66.5日 予測
28℃ 61.0日 予測
29℃ 55.5日 予測
30℃ 50.0日 予測
31℃ 44.5日 予測
32℃ 39.0日 0.5℃下がるので-3日とする
32.5℃ 35.9日 標準偏差=1.761, 36日とする

1度の上下で約5.5日変わると考えられます(正確に5.5日という訳ではなくあくまで目安と考えて下さい).