ノワールデジール(Noir Desir)はヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)のモルフの一つです。
Cool Lizard社のFran Lhotka氏によって作出されたモルフになります。
Noir Desirとはフランス語で「黒の欲望」という意味になります。
ヒョウモントカゲモドキのモルフの中ではエクリプスと同様に数少ない、目の特徴が遺伝されるモルフです。
Cool Lizard社の所有するタンジェリンのコロニーの中から突然出現したとされる個体で、エクリプスのような真っ黒な虹彩を持ちますが互換性はありません。
若い個体は目が全て真っ黒になるソリッドブラック(Solid Black)ですが、成体になるにつれ黒い目の表面に銀灰色の斑紋が表れ、最終的には黒と銀が混じったまるで月面のような目になっていきます。
この状態をムーンアイ(Moon Eye)と呼びます。
遺伝について
ノワールデジールは潜性(劣性)遺伝に分類されますが、ノワールデジールのホモ同士でも遺伝されないなど一般的な潜性(劣性)遺伝とは違うようです。
参考図書
ヒョウモントカゲモドキ完全飼育: 飼育・繁殖・さまざまな品種のことがよくわかる (PERFECT PET OWNER’S GUIDES)
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