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モルフ一覧(ガーゴイルゲッコー)


編集履歴

ガーゴイルゲッコー(Rhacodactylus auriculatus)の全体的な色や模様はヒョウモントカゲモドキのベースモルフように、ハッキリとした遺伝パターンがあるわけではありません。これはガーゴイルゲッコーのモルフとされている物の多くが多因子遺伝だからとされています。
よって生まれてくる子どもの表現型を予め予測することは困難とされています。

よって下記されているモルフ名は基本的に多因子遺伝(ポリジェニック)と考えて下さい。

ベースパターン

ガーゴイルゲッコーの基本的な模様のパターンになります。

ストライプ

ストライプ(Stripe)は縞模様という意味です。
尾の付け根から首まで複数の筋のようなラインが複数走り、それが縞模様のように見えます。
ですがストライプには厳格な定義はありません。

ストライプに良く似た、縞模様が比較的ゆるい/ぼやけているパターンもあります。

スーパーストライプ

スーパーストライプ(Super Stripe)も完全な定義はありませんが、多くの場合ボディに4から6以上のパターンストライプが必要とされています。
これは所謂共優性のスーパー体ではなく、「凄い」という意味になります。

レティキレート/マーブル

日本ではマーブル(Marvel)と呼ばれていますが、海外ではReticulatedと呼称される事が多い様です。
マーブルはは大理石を模した模様という意味で、レティキレートは鉱物が網目を形成する事を刺しているようです。

このパターンはガーゴイルゲッコーの「ワイルド」のパターンの代名詞として、また「ノーマル」の代わりに使われていました。
ですが野生のガーゴイルゲッコーでこのパターン以外のものも多くいるため、実際には誤用と言えるようです。

バンデッド

バンデッド(Banded)は網状、網目という意味です。

ストライプが尾から頭部に向かってラインが走るのに対し、背中から横方向にラインが走ります。

オルタナ

いくつかのギザギザした綺麗なバンドを持つものはオルタナ(Alterna)と表記されます。

モザイク

モザイク(Mosaic)は石やガラス、貝殻、木などの小片を寄せて作る絵や模様という意味です。

モザイクは基本パターンの中では稀であり、他のパターンと違い模様の予測が付きにくい模様になります。
モザイクにはストライプベースのモザイクと、バンデッドベースのモザイクがあります。

この模様のパターンはかなりランダムですが、ストライプベースのモザイクは規則性が見れられます。
しかしバンデッドベースのモザイクはランダムさがより顕著になります。

また、バンデッドベースのモザイクはストライプベースのモザイクよりも希少になります。

モットルド

モットルド(Mottled)は斑という意味です。

モットルドは殆どバンデッドですが、一定のパターンでバンドが斑になります。
完全なバンドを形成しないが、そのパターンは完全にランダムでもありません。

このモルフの数は少なく、完全に定義出来る状況ではないようです。

パターンカラー

上記のベースのパターンに載っている明るい色がパターンカラーとなります。
パターンカラーはファイアアップしているかどうかに関わらず、常に存在する明るい色です。

レッド

赤色はガーゴイルゲッコーに見られる最も一般的な色の変化です。
レッドと一口に言っても、明るい赤色から暗色の赤色まであります。

オレンジ

種によってはオレンジは赤色の一種とされます。
しかしガーゴイルゲッコーにおいてオレンジは赤色の一種ではなく、オレンジとして独立しておりレッドとは明確に区別されます。

レッド&オレンジ/ベーコン

ガーゴイルゲッコーの中にはレッドとオレンジを同時に発色させる個体が居ます。
一般的に背面、背面の横、側面の3つのゾーンでそれぞれの色が発色します。

ベビーの時点でこの表現が見られても成熟するにつれてどちらか一色に変化することが多い様です。
よってベビーの段階ではベーコンと表記出来るかは微妙な所です。

希少ですが成熟してもレッドとオレンジの両方が発色している個体がモルフとしてはベーコンとなり、素晴らしく綺麗な個体になります。

ベーコンの配色は背中が赤く、その横側オレンジで、尚且つ側面もどちらかに発色する個体が多い様です。
また背中がオレンジでその横側が赤のように反転する場合もあるようです。

ホワイト

一般的にはストライプにしか見られませんが、他の色よりも一般的ではなくファイアアップした時に最もよく見えます。

ブロッチ

ブロッチは不揃いな大きな染みという意味です。

ブロッチはバンデッド又はレティキュート(マーブル)に見られる、赤又はオレンジの大きな染みのような表現を指します。
ストライプでも似たような表現が見られますが、実際は部分的なバーなのでブロッチとは呼びません。

スーパーブロッチ

ブロッチが一部分に表現されているのではなく、体表の大部分をブロッチが占めている場合にスーパーを付けます。
ですが厳密な定義がある訳ではなく、体表の何%をブロッチが占めるとスーパーを付けるなどはありません。

スーパーブロッチの特徴として、成長するにつれてより色の面積が広くなる場合があるようです。
そのような個体は非常に希少になります。

Dorsal Blotching & Skeleton

まだモルフとして確立されていませんが、近年頻繁に出始めた表現のようです。

基本的にはバンデッドですが、バンドに対してランダムなブロッチ等をするのではなく、背骨の太さに沿って背中のストライプがあるようです。

バックグラウンドカラー

バックグラウンドカラーはパターンカラー以外の、全体的な体表の色になります。

レッド


バックグラウンドカラーがレッドのガーゴイルゲッコーをファイアアップすると赤色になります。
ファイアダウンすると、一般的にピンク色になります。

レッドのバックグラウンドカラーには大きく分けて3つのバリエーションがあります。
濃い赤色、錆びた赤色、ピンクがかった赤色です。

ピンクがかった赤色はレッドではなくピンクに分類されます。

ピンク

ピンクのバックグラウンドカラーはレッドの一種ですが、レッドと区別出来るくらいの差があります。

ファイアダウンすると白に近い薄いピンク色になり、ファイアアップすると美しい位ピンク色になります。

ピンクに分類される為には、ファイアアップ時に赤くなるべきではありません。
ファイアアップ時に赤くなるガーゴイルゲッコーはレッドに分類されるべきです。

また、ピンクのバックグラウンドカラーのガーゴイルゲッコーの目の周りは赤い輪になります。

オレンジ

オレンジをレッドと間違える事が多々あります。
ファイアダウンした際のガーゴイルゲッコーの腹を見る事で、バックグラウンドカラーがレッドかオレンジか判断する事が最も容易です。

イエロー

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Photo By iori@geckoholic 2018-07-24

ファイアダウンすると黄色のバックグラウンドカラーが目立ち激しくなります。
ファイアアップするとバックグラウンドカラーは茶色になり、黄色の濃さが消えてしまう事が多々あります。

成熟と共に表現が上がっていくので、ベビーの段階では判別が困難です。
この色の成熟したガーゴイルゲッコーは非常に素晴らしいです。

ホワイト

ファイアアップした際に黄色または茶色の影響を受けず、黒色の基本的なパターンと白色のバックグラウンドカラーになります。
ファイアダウンした際は基本的なパターンの殆どが消え、ゴーストのように見えます。

ファイアアップした際にブラウンが表現される事が多いですが、これはホワイトとは言えません。

ブラウン

ファイアダウン時はイエローと間違えやすいですが、ファイアアップした際にブラウンが目立つようになります。
ノーマルのガーゴイルゲッコーに多く、ブラウンを選択的に交配する事はありません。

参考